顧客からのイベント参加費を預り金処理し、PLに計上しない運用は問題ありませんか?
当社はスクール事業を営んでいます。生徒(=顧客)向けの社内イベントとして、運動会やコンテストなどを実施しています。
イベントにかかる費用(衣装代・ネイル代・お菓子代・審査員謝礼など)は、授業料とは別に生徒から徴収した金銭で全てを賄っており、会社が実質的に費用負担することはありません。
【運用内容】
・生徒からイベント費用を徴収(強制ではありません)
→ 預り金(仮受金)として計上
・会社がイベント費用を支出
→ 預り金を取り崩す形で処理
原則として会計年度内に使い切る運用です。
差額が余った場合のみ雑収入として計上。
会社は負担しないため雑損が生じることはありません。
会社が一部、企画や運営(審査員手配など)を行うことはありますが、費用負担者はあくまで生徒です。
この場合、イベント費用をPL(損益計算書)に計上しない「預り金処理のみ」で完結させる方法に問題はないでしょうか?
(雑収入が出た場合のみPLヒット)
「実質的な費用負担者が顧客である」という理解で、イベント関連費用は会社の損益に影響しないものと認識していますが、税務上・会計上の観点で注意すべき点があればご教示いただけますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答
イベント費用をPL(損益計算書)に計上しないで「預り金処理のみ」で完結させる方法で問題ないと考えます。
本投稿は、2025年11月20日 20時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







