リース取引の仕訳について
素人質問で恐れ入ります。
中小企業において「御社におけるリース取引の仕訳を知りたい」と尋ねられた場合、リース取引を行っていると勘定元帳にて必ず仕訳はされているはずでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
簿外取引としていなければ総勘定元帳に記帳されていると思います。
中小企業の会計に関する指針又は中小企業の会計に関する基本要領に即した会計処理であれば、所有権移転ファイナンスリースは売買取引、所有権移転外ファイナンスリースとオペレーティングリースは賃貸借取引として仕訳されていると思います。
リース取引を行なっていると、総勘定元帳で確認することができます。
リース取引は大きく分けると「①ファイナンス・リース取引」と「②オペレーティング・リース取引」の2つに分けられ、更に、①の「ファイナンス・リース取引」は「③所有権移転ファイナンス・リース取引」と「④所有権移転外ファイナンス・リース取引」に分けられます。
詳しい解説はここでは省略させていただきますが、リースの形態によって総勘定元帳で「リース資産」「リース負債」という勘定科目がある場合や、「リース料」や「賃借料」の勘定科目でリース会社への支払いがある場合には、リース取引をしていることが明らかであり、それらの勘定科目から確認することができます。
本投稿は、2018年07月01日 22時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。