「法人事業概況報告書」の資産・負債のどの部分に算入すればよいか2点について教えてください。
起業後最初の法人税の申告を行います。税務署より申告書類一式が送付されてきましたが、「法人事業概況報告書」の資産・負債の項目の何れに算入するのか判らない以下の2件について教えてください。
①火災保険加入で5ヶ年分の保険料を支払い、「前払い費用」として仕分け、資産の部に計上した20万円。
②代表者個人からの借入金に対する利息の未払い10万と事務所家賃代として負債の部「未払い金」として計上した20万円の計30万円。
資産の項目:「現金預金」「受取手形」「売掛金」「棚卸資産」「貸付金」「建物」「機械装備」「車両・船舶」「土地」の何れか。
負債の項目:「支払手形」「買掛金」「個人借入金」「その他借入金」
以上の何れかに算入させる必要があると理解しています。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
①前払費用は、記入不要です。
②未払利息、家賃未払い分についても記入不要です。
全部の科目を記載するのではなく、該当部分だけ記載して下さい。
以上よろしくお願い致します。
ご回答ありがとうございます。全て記載する必要はないのですね!
「純資産の部合計」「負債の部号合計」それぞれの記載した金額合計(縦計)が合わなくてもよいという理解で間違いないでしょうか?
追加の質問となり恐縮です。
ご連絡ありがとうございます。
まず、「資産の部合計」=「負債の部合計」+「純資産の部合計」となるように記載します。
ただし、「資産のうち」「負債のうち」と記載されている部分については、該当項目をピックアップするだけです。必ずしも「資産のうち」の合計額が「資産の部合計」と一致するわけではありません。
丁寧にご解説頂き感謝いたします。この機会に自身でももう少し勉強するように致します。
本投稿は、2018年11月02日 19時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。