製品と仕掛品の金額
ハンドメイドでアクセサリー等を販売しています。
期末に棚卸をした際、材料は仕入金額で良いと思うのですが、製品と仕掛品の金額はどうすればよいのでしょうか。
(すぐ売れる状態のものは販売価格になるのか、原価を出してその金額になるのか)
また、ビーズなどの細かい材料も使用するのですが、開封済みのものはどうしたらよいのでしょうか。
大半は一袋50個300円くらいのものですが、中には500個5000円くらいのビーズもあります。原価を下げるため大入りで買うと安いので利用していますが、一個一個数えた方がいいのでしょうか。
税理士の回答

こんにちは。
おっしゃるとおり、
材料はもちろん、仕掛品・製品も棚卸しの対象です。
金額は原価です(売価ではありません)。
棚卸しは種類ごとにカウントして、
それに単価を乗じて金額を計算します。
単価は出しかたはいくつか方法がありますが、
税務署に届出をしていない場合は「最終仕入原価法」です。
最後に買ったときの値段をもとにする方法です。
ビーズはさすがに一個一個数えなくてもいいと思います。
少額ですので税額にほとんど影響はないですから。
たとえば、袋単位で、使い切っていないものは未開封として
カウントするなどしてはいかがでしょうか。
以上です。
よろしくお願いします。
松清様
回答ありがとうございました。
仕掛品などの原価は計算して棚卸表などに記載するようにすればいいのでしょうか。それとも別に原価が分かるような表などにしておいた方が良いものでしょうか。
原材料のカウントは作家さんによってばらばらで、特に正解はないのかと思い質問いたしました。
開封したものはカウントしていない方もいれば、開封したら二分の一としている方などさまざまで、どのようにしたら良いのか迷うところです。

たとえば仕掛品の原価は使用している材料ごとに
把握してはいかがでしょうか。
仕掛品ア1個につき、材料Aが1個、材料Bが2個・・・と。
製品も同じです。
本来は原価計算をするのですが、ハンドメイドの場合
材料以外はほとんどかかっていないでしょうから
材料カウントでも差があまり出ないと思います。
ビーズの件はもちろん一個一個カウントするのが原則ですが
そこまでしても税金にほとんど影響ないでしょうということで
現実的な方法で差し支えないという趣旨です。
ただ、開封していくらか使用した袋をすべて使用したとすると
税金が少なすぎるほうになってしまうので、
使いきるまでは未開封としてカウントしてはいかがでしょうと
お伝えしました。
以上です。
よろしくお願いします。
松清様
アドバイスありがとうございました。
本投稿は、2019年01月10日 19時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。