事業用車両購入時の下取車価格の取り扱いおよび計上につきまして
今年1月より独立したエンジニアリング系個人事業主です。
今回、自家用車を下取りに出して事業用兼自家用車を購入しました。
購入車両本体価格は780,000円(税込み)で諸費用、法定費用含め総額880,000円です。下取り価格は30,000円ですので、支払総額は850,000円です。
下取車両は、平成23年に総額38万円で購入した平成13年式の中古軽自動車です。
下記質問です。
①下取りでの所得30,000円は非課税としてよろしいでしょうか?
②経費として計上するのは下取額を除いた850,000円でよろしいでしょうか。
③固定資産としては780,000 - 54,890(値引き) = 725,110円 でよろしいでしょうか。
分かりにくい文章で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
税理士の回答
①下取りは、譲渡所得になりますが、総合課税の譲渡所得には、50万円の特別控除額がありますので、譲渡所得は、0円になります。
②経費の対象は、下取り額を差し引く前の金額になります。
③固定資産に計上する金額は、値引きがあった場合には、値引き額を差し引いた金額になります。

藤本寛之
①自家用車の売却で、下取り金額30,000円なので、非課税で良いです。
②以下の仕訳を参照ください。
③値引54,890円はどこから出た数値でしょうか?
以下、仕訳にて説明しています。
法定費用は説明上、全額雑費勘定に計上しています。
1.購入時
(借)車両運搬具780,000 (貸)預金 850,000
雑費 100,000 事業主借 30,000
2.決算時
事業割合は50%とします。減価償却費はここでは初年度100,000円としています(正しくは耐用年数、使用月数を元に計算します)。
(借)減価償却費 100,000 (貸)車両運搬具 100,000
事業主貸 50,000 (貸)減価償却費 50,000
(借)事業主貸 50,000 (貸)雑費 50,000
すぐに返答したつもりでしたが反映されていないようでした。すみません。
山中様、藤本様、詳しい回答ありがとうございます。
藤本様、値引きは詳しく記載しませんでしたが、「内外装その他一切現状販売」として値引きをいただいおります。申し訳ありませんでした。
本投稿は、2019年05月06日 12時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。