売上とクーポン値引きの関係
こんにちは。ネットショップを運営しています。
各モールで発行するクーポンには
A)モール負担分、B)自社負担分があります。これまではA)のみを利用しておりました。
そのため、
(ケース1)
商品代10,000円、モール発行クーポン利用分500円、お客様請求額は9,500円の場合、
モールに対する売掛金は売上10,000円とし、モールから9,500円+クーポン利用分500円で10,000円の入金時に、回収処理をしておりました。
今回、自社負担のクーポンを発行しました。
(ケース2)
商品代10,000円、自社負担クーポン利用分500円、お客様請求額は9,500円の場合、
モールに対する売掛金は売上10,000円としておりましたが、実際にはクーポン分は控除されて9,500円が振り込まれることになるようです。
問題は、モールから吐き出すデータでは、クーポン利用がどちらの負担かまでは記載がなく、後日、モール負担分だけが振り込まれます。
そのため、自社負担分のクーポン利用分の処理をどうするかで考えております。
方法として下記のことを考えました。
1.)売掛そのものは、ケース1と同様10,000円で行い、発生したクーポン値引き差額(500円)を売掛金から販売促進費に振り替える。
2.)そもそも自社負担クーポンは、単純な値引きゆえに、売上額に加算されていることがおかしいため、最初から9500円で売掛を立てる。
この場合、クーポンの種別の識別が手作業になってしまうため、記帳時のミスを誘発することを恐れております。
また、売上日=商品出荷日ですが、振替作業売掛回収日のためは月またぎしてしまうため、売上が翌月以降に減少するとも考えられます。
3.)いっそうのこと、売掛を立てる際に、クーポン値引き後の売上額に統一してしまい、売上高は減りますが、クーポン利用分を回収した分のみ、入金金額を販促費に振り替えるのがシンプル、とも考えました。
1-3のどれが、考え方として正しいのか、あるいは、どれも間違いであるのか、その場合、どう考えればよいのか、ご教授頂ければ幸いに存じます。
どうぞよろしくお願い致します。
税理士の回答

酒屋就一
1~3のいずれも間違いではないと考えます。
レジの機能などを利用して2の処理が自動でできれば最善ですが、
難しければ1の処理をするのが妥当かと考えます。
本投稿は、2019年07月25日 10時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。