決算時に在庫を減らすメリット、デメリットに関して
期末商品棚卸高が多いと、利益が上乗せされて、納税額が増えるため、
決算セールなどを行って、期末在庫を減らすよう努力するというのが一般的だと思います。
決算時に在庫を減らすメリットは
在庫を減らして、キャッシュを増やすことで対外的に財務状況がよくなるということだと思います。
期末に在庫を大量に保有していて納税額が増えたとしても、
翌年に想定通りの値段で売れれば、相殺されて結果的には、損しないのではないかと考えています。(累進課税で損する?)
むしろ、期末に無駄に値下げした分、利益を取りこぼすことにもなっていると思います。
完全に自分の会社で、キャッシュに余裕がある場合、決算時に在庫を減らすように努力するよりも、売るための努力をした方が良いと思うのですが、いかがでしょうか?
決算セールをやるメリット、デメリットが知りたくて質問させて頂きました。
よろしくお願いします。
税理士の回答

こんにちは、回答申しあげます。
おっしゃるとおりです。
特に減耗、陳腐化する商品でなければ無理に在庫を減らす必要が無いかと存じます。
そのまま翌期に繰り越せばよいのです。しかし、減耗、陳腐化する商品は決算を期にキャッシュインさせたいと考える経営者もいるかと存じます。
在庫が多いと利益が膨らむので利益圧縮のための節税対策等もあるかと存じます。経営者の判断です。
以上、何卒宜しくお願い申し上げます。
本投稿は、2016年08月04日 16時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。