「事業・個人混在の口座から事業口座をつくる」
青色申告申請は済んだのですが、預金の記帳に試行錯誤しております。
今まで事業・個人が混在の一つの口座しかなく、新しく事業口座を作ろうと思います。
元請からの入金・外注への支出、所得税・消費税・個人事業税・小規模企業共済・携帯電話・光熱費・住宅ローン・各種保険・年金・習い事と、生活費と、全て一つの口座です。
事業口座にするのは、元請けからの入金と外注への支出だけでいいのでしょうか?
また、来月からそのようになる場合、今までの口座との繋がり?移転?は、どう記帳すればよいのでしょうか?宜しくお願い致します。
税理士の回答

帳簿の記帳を簡単にするのであれば、事業用口座は元請からに入金、外注先への支払だけにするのが良いと思います。そして、事業用経費は、個人分との按分もあると思いますので、以下の様に事業分のみを処理します。
(経費)xxxx (事業主借)xxxx
今までの事業・個人口座の処理は、そのままで良いと思います。来月から新しい記帳にすれば良いと思います。

① 事業用の預金口座を作られる場合、元請けからの入金と外注への支払いのみならず、所得税・消費税・個人事業税・小規模企業共済・携帯電話は事業用口座で引き落としをしたほうがよいように思われます。
これらは事業との関連性が濃厚であるためです。
②普通預金の補助元帳として、あらたに事業用口座の補助元帳を作るのが通常です。その時に以下のように仕訳します
(借方)普通預金(新)××× (貸方)事業主借 ×××
金額は新たに作った預金の残高です。
③旧口座から新口座にお金を移した場合、以下のように仕訳します。
(借方)普通預金(新)×××(貸方)普通預金 ×××
金額は移した金額です。
③最終的に残った旧口座の残高を以下のように仕訳し、帳簿残高をゼロにして、旧口座の補助元帳を閉鎖します。
(借方)事業主貸 ××× (貸方)普通預金(旧)×××
金額は旧口座の残高です。
帳簿の入力の詳細まで、ご回答ありがとうございます。
事業関連の濃いもの以外を他口座へ移し、帳簿を始めたいと思います。ありがとうございました。
本投稿は、2020年06月22日 17時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。