企業の会計処理に関する一般論について
まとめて質問をしたら回答が得られなかったので、別々に分けて質問をします。
私は、日商簿記1級と簿記論、財務諸表論に合格しています。
税法の知識は乏しいです。
一般論として、企業は、銀行からお金を借りるため、損益計算書上の利益をなるべく多く表示したいが、一方で、税金(法人税等)は安くしたい。(節税をしたい)
銀行は、自己資本比率等の指標や資金繰り表等も参考にするだろうとは思いますが、あくまで損益計算書上の話としてお聞かせください。
上記は正しいでしょうか?それとも、間違っている、もしくは、「必ずしもそうとは限らない」という事があればお教えください。
(もちろん、適法な会計処理が前提です)
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

大石一人
損益計算書だけで判断するということはなかなかないのでかなり難しいですが、無理やり考えてみると、
企業の立場としては基本的にはそうだろうと思いますが、例えば大企業などは、税引前利益までを気にし、税金はどうせ実効税率で計算しほぼ一定ですから、中小企業ほどは気にしないかも知れません。
また不動産取引やソフト開発を行なっている会社など、取引終了まで長期間かかる業務を行っている場合は、成果が出るまで利益は出ない事もあるでしょうから、その間の損益計算書については、利益が出なくとも気にしないのではないかと考えます。
本投稿は、2015年02月10日 19時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。