給与を現金と振込両方でやった際の現金出納帳の書き方について
現金と振込でアルバイト代を支払っている場合の現金出納帳の記入の仕方で教えてください。
現在は
振込希望者には預金出納帳で
振込分の給料から源泉所得税を引いた額<給与としてプラス交通費
で処理を行っています。
同じ日に現金払い希望者に支払うので現金出納帳で
現金引き出し額から
現金分の給料から源泉所得税を引いた額と交通費をマイナスし
振込分と現金分の源泉所得税分をプラスしています。
本日社長より、現金支払い分は
現金引き出し額から
控除前の給料と交通費をマイナスして
振込分と現金分の源泉所得税分をプラスする様に言われたのですが
(振込分の処理の仕方は同様です。)
実際に支払った額と源泉所得税分合わなくなってしまいます。
現金出納帳には収入・支出しか書く欄がなく、
振替伝票などはありません。
最終的には弥生会計に持って行くのですが、社長の手元の手書きの
現金出納帳も書かなければいけません。
本来であればどの様にするのが正しいのでしょうか。
控除前の総額を支払って、控除額を足すと
控除額の金額がダブってしまうと思うのですが良いのでしょうか。
初心者で申し訳ないのですが、ご教示いただけたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

文面からわかる範囲でお答えいます。
社長の指示は、総額で処理をするということだと思いますが、総額で処理をするとすると、仕訳は以下のようになり、借方、貸方の現金のところを現金出納帳の収入・支出に記入することになります。
①まず、現金支給分の給与を総額で記帳します。
(借方)給料 ××× (貸方)現金 ×××
②次に現金支給分の源泉所得税を差し引いた記帳をします。
(借方)現金 ××× (貸方)預り金 ×××
③次に交通費の支給を記帳します。
(借方)通勤費 ××× (貸方)現金 ×××
これで、現金の支払額は合うものと思います。
預金で支給している給与の源泉所得税は、預金出納帳で、上記の②と同様、
(借方)普通預金 ××× (貸方)預り金 ×××
と記帳するのが適当であると思われます。そうしないと、おっしゃるように、現金の出金額が合わなくなります。
本投稿は、2021年07月17日 03時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。