[個人事業主] 自宅と別に事務所利用としてマンションを賃貸する場合の支払い方法について
個人事業主として、本宅とは別に事務所を賃貸で借りたいと考えています。
その際、貸主より、[自宅兼事務所]で借りる場合と、[事務所]として借りる場合で支払い条件が異なるという話を聞きました(事務所単独であれば、消費税分の支払いが必要になる)
諸経費を抑えるために、可能であれば[自宅兼事務所]で借りたいところですが、
のちのちの経費計上は、このような場合、本宅が別にあったとしても経費按分となるでしょうか?
想定される問題があれば、教えてほしいところです。
税理士の回答

北村佳之
賃借物件を事務所として使用する場合には、
仮に自宅兼事務所として契約した場合においても、経費性の有無は利用実態を見て判断しますので、
実際に事業用事務所のみに利用してる場合には、全額経費になるものと思われます。
回答ありがとうございます。
ちなみにですが、事業用事務所として使うのであれば、やはり、初期段階では、自宅兼事務所ではなく、事務所単独での契約であるべきなのでしょうか❓

北村佳之
事務所として利用する前提であれば、契約上事務所とした方が良いかと思います。
消費税の取り扱いでは、自宅兼事務所として契約した場合でも、
家主側が居住用ではなく事務所利用を認識した時点から消費税が発生することになりますので、
後々消費税額を請求される可能性があります。
また、税務署からも
自宅兼事務所の契約を前提に経費按分すべき案件として疑われる可能性もあります。
したがって、事実に適合した契約を行うのが良いのではないでしょうか。
本投稿は、2021年08月12日 11時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。