事業とプライベート使用の携帯電話に関する仕訳
小規模な個人事業主です。
事業とプライベート両方で使用している携帯電話を売却し、売却代として貰ったギフトカードと個人のクレジットカードで新たな携帯電話を購入した場合の仕訳についてご教示ください。
携帯電話の事業使用分は50%とします。
1.携帯電話を下取りに出し、下取り額10000円分のギフトカードをもらった。
(携帯電話の利用料金は毎月按分して通信費として計上していた。)
→ 商品券 10000 雑収入 10000
2.端末代30000円の新しい携帯電話を、上記ギフトカードと個人のクレジットカードで購入。
領収証の金額も30000円。
(支払内訳:ギフトカード10000円+クレジットカード20000円)
→ 消耗品 15000 商品券 10000
事業主借 5000
上記の仕訳内容で合っていますでしょうか?
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
下取りに出した際の仕訳は、
商品券10,000/事業主借10,000
となるものと考えます。譲渡所得50%、生活用財産の譲渡(非課税)50%という意味です。ただ、前者の譲渡所得については、他の譲渡所得がなければ、申告不要です。
購入の際は、
消耗品費15,000/商品券10,000
事業主貸15,000/未払費用20,000
となります。50%事業用、50%私用で携帯を購入し、商品券とクレジットカードで購入したという処理になります。
以上よろしくお願い致します。
回答いただきありがとうございました。
下取りに出した際の仕訳は、貸方は「事業主借」で処理するのですね。
譲渡所得についても説明いただきありがとうございました。
購入の際の仕訳についてですが、
「事業主貸15,000/未払費用20,000」の仕訳は、クレジット払い分が事業口座から引き落としされる場合の仕訳だと思いますが、個人口座から引き落としされる場合の仕訳はどのようになりますでしょうか?
説明不足で申し訳ありません、回答いただけますと幸いです。
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
ご連絡ありがとうございます。
個人口座から、クレジットカードの引き落としが行われた場合、
引き落とされた日に、
未払費用/事業主借20,000
と仕訳することになります。
以上よろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございます。
購入の際に20000円分を一旦、事業口座から支払う処理をして、
個人口座から引き落とされた日に、事業主借で処理をして辻褄を合わせるのですね。
回答いただきありがとうございました。
本投稿は、2017年06月10日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。