消費税の差異について
建設業の個人事業主です。
工事を請け負っていますが、取引先がANDPADというシステムをしており、受発注から請求までシステム上でしております。システムが関係しているかは不明ですが、請求書の税込金額が、税抜金額×消費税になっていません。
明細書を確認したところ、「税抜単価・数量・税率・税抜金額・税込金額」が記載されており、税抜単価125円・65本の資材があります。先方は125×65=8125(税抜金額)としているのですが、税込金額は125×1.1=137.5←四捨五入し137×65=8905(税込金額)としており、差異が生じています。
どちらを基準にし差額をどのように仕訳したらよいでしょうか。
また、先方の請求書も誤りではないのでしょうか。
恐れ入りますが、ご教示いただきたく存じます。
税理士の回答

貴殿が受け取る金額が、税込金額8,905円であれば、その8,905税込金額で売上を計上するのが適当です。
貴殿の最終的な請求金額は、その税込金額8,905円となり、それが貴殿の売上に他ならないからです。
会計上は、その金額で売上計上すれば足り、あるべき金額との差異を仕訳する必要はありません。
貴殿のおっしゃる通り、税抜金額の総額に消費税を加算した金額が請求金額となるのが正当だと思われますが、システムの問題のような気もしますので、先方とよく話し合って解決するのがよろしいかと思われます。
本投稿は、2022年08月28日 17時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。