製造委託「外注」か「給与」か
個人事業でアクセサリー製造販売をしています。
もう決算してしまいましたが、外注扱いになるかどうか不安になったので教えてください。
クラウドワークスで個人の方に材料を送りアクセサリー部品の組立製造をお願いしていましたが、その後サイトを介さず個人契約しています。
3人の方に月2.3万円くらい支払っています。
こちらが数量を指定し発注後に材料送付し、その数が出来なかった場合は出来高で計算しています。
発注しても、その方の忙しさにより作業出来ない月があります。
請求書は貰わず、こちらの提示額でお支払いしています。
荷物梱包発送業務の方(親戚)が1人おり、労働時間単位で自ら計算、請求してもらいお支払しています。
こちらの場合、労働時間単位ではなく個数単位にすれば、より安全でしょうか。
税理士の回答
お答えします。
給与なのか、外注なのか、ですが、給与は、雇用契約等により、指揮命令に基づいて、従属的に提供される役務の対価、と考えられております。
お尋ねから、お仕事を依頼されている相手先の方々は、依頼に基づいて作業をして、納品してきているのだと思いますが、
おそらくは、それなりのスキルがあり、また、あなた様としては仕事を依頼する以上の拘束はしていないでしょうし、個々の作業もそれぞれの人の裁量の中で、結果だけ、指図どおりのものを作ってもらうということだろうと思います。
その方たちが忙しいということは、他のお仕事も自由に行っているということでもあるし、そこも給与関係とは見られないところです。
以上の前提であれば、給与とはならないと考えます。通勤してきて行うような場合以外は、なかなか給与と認定することは難しいことです。
内職という仕事も、給与には該当しません。
給与と判断されるものではないと思いますが、労働時間単位よりは個数単位のほうが、誤解は受けにくい決め方だろうとは思います。
取り急ぎお答えとさせていただきます。
ご回答ありがとうございます。
一安心しました。
今後も外注で進めていこうと思います。より誤解されにくいよう改善していきたいと思います。
お役に立てたようでしたらよかったです。
本投稿は、2017年02月01日 21時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。