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個人事業主の持続化給付金の申請について

個人事業主です。
昨年から個人で事業を始めましたが、それ以前から細々とやっていましたので、開業届は提出していません。昨年は、赤字でしたので申告もまだしていません。
持続化給付金を申請したいのですが、開業届が未提出の場合の特例などはあるのでしょうか?
申請事務局に問い合わせをしたいのですが、かなかな電話が繋がらず、困っています。

税理士の回答

新規開業特例を適用する(2019年開業)場合は開業届が必要ですが、2019年開業であっても一般的な方法で申請する場合(前年同月と比較する場合)は開業届は不要です。
2019年分の確定申告は今からでも出来ますし、住民税の申告書でも申請できます。

2019年開業であっても一般的な方法で申請する場合(前年同月と比較する場合)は開業届は不要です。

⇒2019年開業の場合は、開業届の提出が必要なのではないのですか?(そこのところが良く解りません。)
今から 2019年度の申告を済ませ、申請をすれば良いのですか?

開業特例を適用する場合には開業届は必要ですが、一般的な方法で申請する場合、すなわち、2019年の売上高を12カ月で割った金額(2019年は12カ月事業を行っていたとするのです)を前年同月の売上高とする場合には開業届は不要です。

例えば、2019年10月開業で、開業特例を適用する場合には、2019年10~12月の売上高を3カ月で割った金額を前年同月の売上高としますが、一般的な方法で申請する場合は、10~12月の3か月分の売上高を12か月で割ることになります。このような一般的な方法による場合でも他の要件を満たさないのであれば、申請はできません。

当然、開業特例を適用したほうがはるかに有利であることには違いありませんが、この場合は開業届(又は、公的機関に提出した開業の事実がわかる書類)は必要です。

本投稿は、2020年07月22日 08時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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