海外在住中です。個人事業主登録をして日本で税金を払うことは出来ますか。
フランスに在住(2007年〜)していて、個人事業主としてコンサルタント業を営んでいます。税金もフランスで払っています。
現在、自分で企画した商品を生産し卸す新業務の準備を行なおうとしていますが、フランスでは個人事業主は全く経費が落ちない為、このような事業を今のステイタスのまま行うのは不向きです。
その為、日本で個人事業主手続きを行い(実家の住所で)日本で税金を払えれば理想なのですが、そのような事は可能なのでしょうか。日本に住民票は置いてあります。
もしそのような事が可能な場合、年の半分は日本に滞在していないといけないということになるのでしょうか。
綿密に1年のうち何日間海外で過ごしたかということを調べられたりするのでしょうか。
因みにこの事業で取り扱う商品は日本製、また卸先は当面日本だけになりますので、
資金が動くのは日本国内になります。
お忙しいとは思いますが、ご回答頂けると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答
こんにちは。
日本に住民票が有り、一定期間帰国して日本にも在留するような場合に、
日本での住所の所轄税務署に開業届(個人事業)を提出して、
事業所得について、確定申告する、
このことだけで言えば、特に税務署としておかしいことはないと思います。
もちろん、住民票があるわけですので、住民税も課されることにはなります。
税務署からの書類の送達、郵送物の受取が行える場所が、ご実家等が住民票の場所であって、税務署等からの郵送物が届く、ということであれば、税務署側からは特に支障はないでしょうね。
以上は日本の税務官署からみた話であって、特に両国での納税義務がどちらであるか、というような点は考慮はしていません。
取り急ぎですが。
本投稿は、2017年10月17日 04時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。