会社員時代の副業を個人事業として開業することについて
会社員として働きつつ、副業でデザイン業をおこなっています。
副業の収入は一昨年くらいから100万円ほど発生していたのですが、
あくまで副業として認識していたのと、仕事もいつ途絶えるかわからなかったので
開業届けは出しておらず、毎年白色申告として確定申告していました。
今年の秋頃に会社員を辞めて、個人事業主として副業だったものを本業としてやっていこうと思い、開業届けと青色申告届けを出そうと思っています。
今年の副業収入は2月から収入が発生していますが、
例えば、これから8月1日を開業日として開業届けを出しても、今年の副業収入分があるので開業日は2月となってしまい、青色申告出来なくなるでしょうか?
そして、開業届けを出す場合は今すぐがいいのか、会社員を辞めてからがいいのか、どちらのほうがいいなどありましたら教えていただけますと幸いです。
税理士の回答
端的に言えば、去年以前の確定申告で、副業を事業所得として申告してしまっていると今年の分は青色申告はできません。
そうでない場合は、開業日はご認識の通りと考え、今年の分から青色申告できると考えて差し支えありません。
開業届は、会社員を辞められてからの方がよろしいでしょう。

酒屋就一
8月1日開業で、青色申告の申請も特に問題なければ通るものと考えます。
開業届けを出すタイミングは特に決まりはありませんので、今すぐ提出する必要はありません。
余談ですが、会社を辞められてすぐ開業するのでなければ、条件を満たせば失業保険から再就職手当を受給できることもあります
早速のご返答誠にありがとうございました!
大変助かりました。
追加のご質問となってしまい恐縮ですが、
開業日について
11月末日退社し、12月1日を開業日としたいと考えているのですが
こちらは可能でしょうか?
開業日前の経費などは、
開業準備費としたほうがいいのか
ふつうに経費としたほうがいいのか
こちらも、ご教示いただけますと幸いです。
以前からの副業を本業として開業するので、失業保険と再就職手当をもらうのは
難しいのではと自分で調べた限りでは認識しているのですが
こちらはいかがでしょうか?
ご回答いただけますと幸いです。
宜しくお願いいたします。

酒屋就一
11月末日退社し、12月1日を開業日としたいと考えているのですがこちらは可能でしょうか?
→特に問題ないと思われます。
開業日前の経費などは、開業準備費としたほうがいいのかふつうに経費としたほうがいいのか
→開業準備費とされた方が任意に費用化できますので、若干有利になると考えます。
再就職手当について既に検討されていたのですね、現時点で開業の意思を固めておられるのでしたら、たしかに受給は難しいかもしれません。
本投稿は、2019年07月17日 09時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。