個人事業を残しつつ法人設立をして各種負担を減らせますか
はじめまして。
デザイン系の個人事業主をしていますが、この度新しい事業としてネットショップの運営を始めようと思います。
このネットショップですが、安定商材ではありますが仕入れ率が高いので、利益は少なくても売り上げ総額だけを見れば、本業と合わせて1000万円を超えそうなのです。そうなると課税事業者になってしまいます。
そこで、制作業は今までと変わらず個人事業主として継続し、販売業は合同法人を設立して運営しようと思います。
そこで質問です。
1.個人事業主でありつつ法人も設立した場合、個人事業の方は、売り上げが1000万円以下であれば今と変わらず非課税事業者でいられますか?
2.法人で社会保険に入ろうと思っています。
現在の負担額は国保と健保合わせて月に60000円を超えてしまっています。
売り上げが安定するまで、初年度は役員報酬月額を5万円以下に抑えて、社会保険の負担を軽減したいのですが、可能ですか?
3.上記のような、個人事業と法人格を両方持つというスタイルに何か問題や弊害、注意点はありますか?
以上です。
宜しくお願いします。
税理士の回答

文面から分かる範囲でお答えいたします。
1.消費税の免税業者の判定は個人、法人別に行いますのでいずれも消費税の申告が不要な免税業者でいられます。
2.会社から給与をもらっている人は国保の支払い義務はありませんので、役員報酬を減らして社会保険の負担を軽減することは可能です。
3.2つがごっちゃにならなければさしあたっての問題はないかと思います。
ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2019年09月10日 08時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。