個人事業主→法人成りのタイミングでの代表変更について
現在、会社員として働く一方で副業で個人事業主で企業のコンサルをしております。
本業とあわせた所得が思いの外多くなってしまったため、節税目的で個人事業を廃業し、妻を代表にした合同会社を設立し、そちらで副業を行おうと思っております。
※妻にも業務には参加してもらう予定です。
これまで私が行ってきた事業をまるごと法人に移管し、かつその代表者も私ではなくなるわけですが、このスキーム自体は問題なく実現できるものでしょうか?
なにか注意点があればご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答
ご記載のスキームを行うこと自体は問題ないと思いますが、節税になるかどうかは実際の所得状況などで具体的に検討しないとわかりません。
個人の節税をしようとすれば法人に利益が移転するだけですから、総合的に見ないとわからないからです。
注意点は、同族会社でも個人と法人は別人格ですから、お金をきっちりわけること(同族会社は特に恣意的に法人資金の私的流用ができますのでその点を厳しく見られます)、ご自身で確たる知識がないのであれば、費用は掛かっても専門家に直接相談することです。
本投稿は、2021年03月22日 21時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。