同族会社の分社化?について
同族会社で親族が保有する株式を法人にて買戻しを考えて事業も分社化しよう
と検討しております。
本体の会社事業 ・不動産賃貸業
・建設業
株式保有 会長 30%
会長妻 20%
社長(会長息子) 15%
社長妻 5%
社長息子(会長孫) 6%
長女(会長娘) 13%
長女夫 5%
長女娘(会長孫) 6%
上記の株を法人が社長の株と長女の株を法人が自己株式として買い取って
社長と長女が、それぞれ会社を設立する予定でいます。
本体会社は会長が代表取締役に戻り不動産事業を継続します。
新設法人として現社長(会長息子)が本体会社の建設業を引き継ぎます。
長女は新規事業と本体会社の建設業を一部引き継ぐ予定になっております。
・会長 本体会社 不動産賃貸業
・会長息子 本体会社の建設業を新設会社として引き継ぎます。
・長女 新規事業と本体会社の建設業一部を引き継ぎ。
会長息子と長女は新設会社設立にあたり法人が自己株の買戻しで支払った
資金を原資にして、それぞれ会社設立に充てます。
株は買戻して本体会社から建設事業の切り離しをする事になりますが、
本体会社の子会社化としたいわけではありません。
上記方法で分社は可能でしょうか?宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答
スキーム自体は可能と思いますが、税務上は新設分割等の組織再編税制や自社株の評価の課題があり、具体的に検討する必要がありますので、ネットの無料相談コーナーでは十分な回答はできません。
ご質問のような事案は直接専門家に相談すべき話です。
ご回答ありがとうございます。
確かに自分でやるのは無理がありそうです。
組織再編税制も初めて聞く言葉です・・・。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ご記載のような会社分割等の組織再編を行うことそのものは可能なのですが、やり方や形態等によって税金のかかり方が大きく異なるため、通常はこうした税務上のリスクを具体的に検討します。
勿論、多額の税金(場合によっては法人税、消費税、所得税、贈与税等多岐に渡る税金が法人と個人に課せられます)の負担を気にしないのであれば、ある意味組織再編は自由に行えます。
本投稿は、2021年08月18日 13時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。