青色申告の帳簿について
2022年に開業し今回初めて青色申告をする者です。
簡易簿記(10万円控除)ではなく複式簿記(65万円控除)を希望しているのですが、
手探り状態で不明な点がいくつかあるので質問させていただきます。
現状は
・会社員としての給与所得あり
・副業として業務委託でのイメージコンサルタント業
・やよいの青色申告オンラインを使用
・口座① (売上・給与所得の振込、生活費の引き出し、口座②の引落し分を振替)
・口座② (経費・プライベート費用のクレジットカード等の引落し)
・クレジットカード (口座②より引き落とし)
・現金 (事業用・個人用同じ)
→事業専用の口座やクレジットカードはなく、プライベートと同一のものを使用している状態です。
ここで教えて頂きたい事が3点あります。
1,現金・クレジットカードを事業と個人で分けていないので、全ての経費(現金、クレジットカードで支払ったもの全て)を勘定科目を取引手段「事業主借」で計上しているのですが、合っていますでしょうか?
2、複式簿記で申告するには預金出納帳が必要になると聞いたのですが、
知らずにいたため売上を普通預金(個人用)へ入金で登録しておりました。
→取引帳には売上全てが事業主貸と表記されております
このような状況の為、預金出納帳が作成されていない状態です。
この場合口座の連携をして預金出納帳の作成が必要でしょうか?
また、連携が必要な場合は口座①のみの連携で良いのでしょうか?
口座②についても別途連携し預金出納帳の作成が必要ですか?
3、売上が全て銀行振り込み(口座①)+事業と個人で現金・クレジットカードを分けていないので、現金出納帳に何も表示されていないのですが、これは正しい状態でしょうか?
もし間違っていた場合はどのように対応するべきか教えて頂きたいです。
以上、長文失礼しました。
的外れな事を言っているかもしれませんが、きちんと理解できていない自覚があり不安なためご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

1.事業主借勘定での処理になります。
2.事業用の口座、クレカがなければ、入金、出金は事業主貸、事業主借での処理になります。
3.複式簿記の記帳であれば、特に問題はないです。
素早いご回答ありがとうございます。大変助かります。
重ねての質問で申し訳ないのですが、下記の解釈で合っておりますでしょうか?
また、新たに不明な点が出てきたため併せてご教示いただけますと幸いです。
> 1.事業主借勘定での処理になります。
→このままの状態で良いとの事、解釈が合っている様で安心しました。ありがとうございます。
> 2.事業用の口座、クレカがなければ、入金、出金は事業主貸、事業主借での処理になります。
→ネット上には「プライベート口座しかない場合はその口座を事業用として登録しなければならない」「事業主貸と事業主借しか記載のない状態は良くない」等の情報を多く見かけるのですが、
中には「事業用の口座やカードを持たずに全て事業主貸・事業主借でも問題ない」との情報もあり少し混乱しています。
このまま事業主貸・事業主貸のみで事業用の資金は一切ない状態で申告をしても問題はないとの認識で合っていますでしょうか?
> 3.複式簿記の記帳であれば、特に問題はないです。
→申告に必要と聞いている、
・仕訳帳 ・総勘定元帳 ・売掛帳 ・固定資産台帳 ・現金出納帳 ・買掛帳 ・経費帳 の5つのうち
・仕訳帳 ・総勘定元帳 ・売掛帳 ・固定資産台帳 は記録がありますが、
・現金出納帳(事業資金がデータ上存在しない為?)
・買掛帳(仕入れが無いので買掛金が存在しない為?)
・経費帳(システム上存在しないようです)
この3つが存在しないのですが、このまま確定申告しても問題はないのでしょうか??
度重なる長文での質問となり申し訳ございません。
何卒よろしくお願い致します。

2.本来であれば事業用口座があればよいと思いますが、なくても申告は問題ないです。
3.総勘定元帳があれば、確定申告をして問題ないです。
お返事ありがとうございます。
2.やはり事業用口座はあった方がより良いのですね。検討しようと思います。ありがとうございます。
3.問題ないんですね!それなら良かったです。
分からないことばかりでネットの情報に振り回されていたのでご回答頂けて良かったです!
ありがとうございました。
本投稿は、2023年02月20日 18時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。