個人事業主の事務所を法人と共同で使用する場合。
青色申告の個人事業主です。
個人の住宅(戸建て)の一室を事務所として使用していますが、その部屋をある会社と共同で使用した場合について質問します。
費用と収入の計上は、①建物の減価償却費から、事務所の使用比率分を損金に計上、②某会社からの賃料をその他収入として計上するということで処理できるのでしょうか。
また、②の金額は、①の使用面積や頻度により50%、70%などと定めるのでしょうか。よろしくお願いします。
税理士の回答

個人事業主の事務所を法人と共同で使用する場合。
青色申告の個人事業主です。
個人の住宅(戸建て)の一室を事務所として使用していますが、その部屋をある会社と共同で使用した場合について質問します。
費用と収入の計上は、①建物の減価償却費から、事務所の使用比率分を損金に計上、②某会社からの賃料をその他収入として計上するということで処理できるのでしょうか。
また、②の金額は、①の使用面積や頻度により50%、70%などと定めるのでしょうか。よろしくお願いします。
私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
ご質問の内容について、仮に数字を代入して記載してみます。
1.前提条件
①住宅の延べ床面積 100㎡
②事務所の床面積 40㎡
③事務所は個人と法人で共同利用 したがって利用区分1/2
2.法人が使用している部分
①個人と法人との賃貸借契約による家賃の授受
②個人
不動産所得発生 収入金額(家賃) - 必要経費
按分割合40/100×1/2=20/100(20%)
建物に係る減価償却費等の経費については20%分を計上
③法人
支払った家賃が必要経費
3.個人事業の必要経費
按分割合40/100×1/2=20/100(20%)
建物に係る減価償却費等の経費については20%分を計上
以上の様な取り扱いになると考えます。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに
本投稿は、2015年11月10日 00時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。