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事業主個人での経済活動はどこまで「事業主借・貸」で記載すべきか

ソフトウェア開発のフリーランスとして、今年4月から開業し、帳簿をfreeeで付け始めています。
事業での収入はまだなく、クライアント先への電車通勤費、書籍購入、セミナーなどで経費が発生しています。
特に通勤費はSuica支払いであって、VIEWカードからオートチャージでSuicaに入金され、支出しています。

VIEWカードは個人の決済でも利用しており、カード利用額は個人の口座から引き落としされます。

この場合、freeeの自動経理機能で帳簿記載すると、
〇Suicaの決済
〇VIEWカードの決済
〇個人の口座
のすべてが帳簿記載されます。
Suicaの個人利用(飲み物等)は事業主貸で登録するのは仕方ないと思うのですが、VIEWカード、個人の口座すべてを事業主貸で登録すると、膨大な数が帳簿に記載されます。
すべてのお金の流れを明らかにするためにはそのほうがよいとは思いますが、帳簿をチェックする上で、事業取引よりも個人取引は数十倍の数があり、明らかに不合理だと思います。
この場合、
〇個人の口座
〇VIEWカード
は帳簿記載せず、
〇Suicaのチャージ
のみ、事業主貸として登録するのではだめなのでしょうか。

税理士の回答

個人事業で使用する通帳・クレジットカードと、その他プライベートで使用する通帳・クレジットは分けるのが理想です。
事業主借と事業主貸はそれぞれの預金通帳からの資金移動となるのが理想です。

ご質問の回答ですが、事業上の経費出金のみを記帳し、それ以外の個人出金を記帳しないという取扱いは問題があると思います。
取引数が膨大になるのであれば、個人出金については合計記帳を行うという方法も考えらえます。

もう少し突っ込んで質問いたします。
上記の例でいうと、Suicaのチャージと利用は、事業であっても、個人利用であっても記帳するつもりです。
ただし、VIEWカードと、個人口座の取引は記帳するつもりがありません。

ただ、SuicaチャージがVIEWカードから行われてしまいます。
事業でVIEWカードを利用するのは、このチャージだけなのに、その他の膨大な個人の取引まで記帳するのは非効率だと思います。
さらにVIEWカードを記帳すると、その引き落とし口座である、個人口座の記帳もしなくてはならず、さらに非効率となると思います。

これを受けて、Suicaチャージを、現金チャージしたかのように記帳し、VIEWカードと個人口座の記帳をしないということが、問題ないかをお伺いしています。

本投稿は、2019年06月10日 16時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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