雑所得の確定申告について
雑所得の確定申告についての質問です。本業は会社員、副業としてパトロンサイトで動画をダウンロード販売してます。主な経費は出演料、撮影スタジオ代、衣装代、機材代等です。昨年販売開始したタイトルについて、昨年度は赤字でしたので申告はしてません。今年になり利益が発生しました。昨年の売り上げ金額と経費を差し引いて申告すれば良いですか?
また複数タイトル販売しており赤字のタイトル及び販売を見送ったタイトルもあります。
これらの経費と黒字タイトルの売り上げを合算可能ですか?
よろしくお願いします。
税理士の回答
副業の動画ダウンロード販売収入とそれに係る事業に要した経費については差し引いて計算された雑所得が申告対象となります。
この雑所得については、本業の会社員の給与(年収2,000万円以内)が年末調整済みであることを条件に20万円以内であれば確定申告は不要となります(別途、住民税の確定申告はございます)。
また複数タイトル販売しており赤字のタイトル及び販売を見送ったタイトルもあります。
これらの経費と黒字タイトルの売り上げを合算可能ですか?
⇒副業の動画ダウンロード事業に係るものであれば合算可能です(雑所得同士の相殺)。
ご回答いただきありがとうございます。
追加で質問がございます。
例)
2022年8月 タイトルAの動画撮影
同年9月 販売開始
同年末時点ではまだ赤字
2023年8月 黒字化
2023年10月 タイトルBの動画撮影
この時点でタイトルBの経費が発生。2023年8月の黒字からタイトルBの経費を差し引いて申告で問題ありませんか?
>この時点でタイトルBの経費が発生。2023年8月の黒字からタイトルBの経費を差し引いて申告で問題ありませんか?
⇒1月~12月の範囲で発生した費用なので問題ないと思います。
ご回答いただきありがとうございます。
経費について追加質問がございます。
経費が発生する年度と黒字化する年度が異なるのですが、同年度に発生した経費のみ認められるということでしょうか?
簡便的な帳簿を作成していれば、黒字化する年度に対応する経費として発生の経費を前払いとする余地はあります。
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雇人費、外注工賃、減価償却費、貸倒金、地代家賃、利子割引料及びその他の経費の項目に区分して、それぞれその取引の年月日、事由、支払先及び金額を記載する。ただし、次に掲げるところによることができる。
(1) 少額な費用については、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括記載する。
(2) 現実に出金した時に記載する。この場合には、年末における費用の未払額及び前払額を記載するものとする。
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https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/index.htm
詳細なご説明ありがとうございます。
承知しました。
この度は何度もご回答いただきありがとうございました。
本投稿は、2023年09月13日 07時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。