税理士ドットコム - [配偶者控除]複数パート 夫の扶養から外れた場合 - 社会保険料などが不明ですのでおおよそでお答えし...
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複数パート 夫の扶養から外れた場合

お世話になります。
現在130万以内の収入で夫と同じ職場で働き、夫の扶養(社会保険)に入っております。
コロナで夫の収入が減り、パートを増やそうと考えております。
子供の高校入学も控えており、学費としても収入を増やしたいと思います。
今の職場の社会保険は入れないので、国民健康保険等に加入になると思います。
目標の年収は180~200万を考えております。
仕事先は3社、または内職等も含む予定です。
子供は16才以下が3人です。
この場合、配偶者控除もなくなりますので、夫の税金がどのくらい増えるのか、私の税金がどのくらい引かれるのか、また来年1月からの収入から増やしたいので、その際の確定申告などはいつから動くべきでしょうか?
今は職場の年末調整でやっていただいています。
夫の年収は昨年600万前後→今年は450万になりそうです。
私の収入によっては高校の就学支援金にも関わってくると思います。
年明けの収入からの見込みを考えておりますので、もう少ししたら就業先を絞ろうと思っています。
長文になりまして、質問も多いですが、宜しくお願い致します。

税理士の回答

社会保険料などが不明ですのでおおよそでお答えします。ご主人の所得税額は、奥様が扶養から外れることによって約38,000円増加します。奥様の所得税額は年間50,000円以下と思われます。複数の職場で働かれるときは、月5,000円以上源泉徴収される可能性があります。

住民税については、ご主人は所得税と同額の増加、奥様は所得税の倍の額となります。住民税の税率は10%であり、所得税の最低税率の5%よりも高いため、課税所得が少ない場合は、住民税の負担の方が大きくなります。

確定申告については、12月頃から準備を始められればと思います。生命保険料控除証明書や源泉徴収票、医療費の領収書など必要な書類を12月から1月にかけて集めておき、2月くらいから申告の手続きを始められればと思います。

行方先生
早速の回答、ありがとうございました。
度々の質問で申し訳ありませんが、私の収入が200万近くなると、所得税が年間5万~6万円以上、住民税が10万円以上引かれると言うことでしょうか?
そこに、国民健康保険 ・国民年金が月に25000円ほど、年間30万位払うと聞きました。
ということは、税金・保険関係で年間50万近くは支払いがあると考えてよろしいですか?

また主人は協会けんぽに加入しており、社会保険・住民税・所得税等 総控除代は月に9万前後引かれております。
私の収入が増えることで、住民税・所得税が上がると思いますが、社会保険の部分が少し変わって(安く)くるのでしょうか?
収入を増やしたいと考えていても、支払が多くなっては本末転倒なので、助言をお願い出来ればと思います。
また就業する会社が複数になればなるほど、1社よりも引かれる税金は高くなるのでしょうか?

また、どのように働くのがベストでしょうか?
手取りであと月々3~4万は増やしたいと考えています。
わからないことばかりで、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します。

住民税は翌年の月額給与から差し引かれるか、個別に納税することになりますので、住民税以外は相談内容に記載されているとおりになると思います。所得税は社会保険料の支払いを含めて考えると、もう少し減ると思います。住民税以外で考えると年間30~35万円の支払いが発生すると思います。

協会けんぽへの支払いについては、ご主人の月収が下がれば、下がった額で計算しますので、健康保険・厚生年金保険も下がることになります。扶養家族の人数は考慮されません。

就業する会社が複数になると、主として給与をもらう会社以外の源泉徴収税額が増える可能性があります。給与の収入額次第ということになります。ただ、確定申告で多く税金を引かれていた場合は調整しますので、複数の会社に勤務することによって税金を払いすぎることはありません。

ご理解のとおり社会保険が税金より高くなりますので、その分を考慮されれば、手取りを増やすためには年収150~160万円以上働かれた方がいいと思います。できれば、社会保険料を負担してくれる会社に勤務し、月20万円以上もらわれれば、扶養内で働かれるよりは月5万円以上は手取りで増えると思います。

本投稿は、2020年10月07日 22時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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