年末調整 配偶者の不動産所得申告の必要経費額等についてご教示ください
年末調整を申告するのですが、配偶者に不動産所得があります。
内容は実家不動産の賃貸収入として「年間108万」の収入があり。
2021年4月には確定申告もしております。
1.2021年度の年末調整で配偶者の不動産所得として「収入108万円」を申告する場合の「必要経費」額面はどのように試算するのでしょうか?
2.そもそも既に確定申告して所得税/固定資産税/住民税を納付しておりますが、年末調整で再度申告する必要があるのでしょうか?(2022年度も確定申告する予定です)ご教示ください。よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
こんにちは。税理士の人見と申します。
2021年4月には確定申告もしております。
1.2021年度の年末調整で配偶者の不動産所得として「収入108万円」を申告する場合の「必要経費」額面はどのように試算するのでしょうか?
→2021年4月に行った確定申告は2020年分(令和2年分)のものかと思います。2021年分(令和3年分)の年末調整書類の配偶者の所得金額はあくまで見積額となります。不動産収入に対する経費のうち、今年中に経費になる金額を見積りして、不動産所得金額を算出してみてください。
2.そもそも既に確定申告して所得税/固定資産税/住民税を納付しておりますが、年末調整で再度申告する必要があるのでしょうか?(2022年度も確定申告する予定です)ご教示ください。
→上記と重複いたしますが、確定申告されその後納税されたのは2020年分(令和2年分)となります。今回の年末調整書類は2021年分(令和3年分)となりますので申告が必要となります。
お役に立てれば幸いです。
人見 様
早速、アドバイスくださりありがとうございます。
不動産収入に対する経費のうち、今年中に経費になる金額を見積りして、不動産所得金額を算出してみてください
とご指導いただきましたが、この「今年中に経費になる金額」とはどのような内容なのでしょうか?毎月定期振り込みされ、営業活動などしておりません。不動産屋さんの仲介手数料以外は思いつか無いのですが。給与のように固定で〇〇万円控除のような仕組みではないのでしょうか?不案内にて申し訳ございませんが再度ご教示ください。
質問者様の不動産賃貸収入の必要経費として、固定資産税・仲介手数料・減価償却費・修繕費等が考えられますがいかがでしょうか。毎年の確定申告で仲介手数料以外経費がないようであればその金額でお見積りでよろしいかと存じます。また、不動産所得は給与所得のように収入金額により所得控除額が定められておりません。
不動産所得=不動産収入-必要経費-(青色申告の場合は青色申告特別控除額)として計算いたします。
理解いたしました。お忙しいところをご丁寧にご対応頂きまして感謝申し上げます。
本投稿は、2021年10月29日 15時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。