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源泉徴収票の誤りと確定申告について


過年度の源泉徴収で、1人分の扶養者控除を誤って受けてしまい、確定申告で納税したいです。e taxより申告しようとしたのですが、最終的な納税額が、追加で納税したい額ではなく、収入から諸々の控除を差し引いた後の納税額になってしまいます。

申請の仕方が間違えているのでしょうか?

税理士の回答

確定申告で過年度の扶養控除の誤りを修正し、追加で納税を行いたい場合、申告方法が少し複雑になることがあります。以下に、eTaxで正確に申告するための手順を説明します。



1. 過年度の修正申告について
扶養控除の誤りが過去の年に関する場合は、「更正の請求」または「修正申告」を行います。
更正の請求: 過去5年以内で、税額が多く還付されている場合に税額を正しく修正して返還します。
修正申告: 納税額が不足していた場合に行います(今回のケースはこちらに該当)。



2. eTaxでの正しい操作手順
eTaxを利用する場合、以下の手順で操作を行ってください:

1. 申告する年度を選択
eTaxを起動し、修正する対象年度(過年度)を選択します。
修正申告を行う場合、「修正申告書」を選択してください。

2. 正しい控除額を入力
扶養控除を誤って適用していた分を修正するため、該当の扶養控除欄の金額を「0円」にするか、正しい人数を入力します。

3. 追加納税額の確認
eTax上で入力した収入や控除を基に、自動的に再計算されます。
この際、控除後の「総所得金額」に基づいて新しい納税額が計算されます。
元々支払った源泉徴収税額との差分が不足税額として表示されます。

4. 不足分の納税を確認
修正申告後の追加納税額が正しいか確認してください。

5. 納税方法の選択
eTaxでは以下の方法で納付できます。
ダイレクト納付: 銀行口座から直接納付。
インターネットバンキング: 振込。
コンビニ払いまたは税務署窓口。



3. 注意点
1. 修正申告書の作成ミスを防ぐ
扶養控除の誤りに対応する正確な修正内容を入力することが重要です。
入力後にeTaxが計算した税額が不自然に感じられる場合、控除欄や収入欄の入力ミスがないか再確認してください。

2. 税務署への相談
操作に不明点がある場合は、最寄りの税務署に相談するのが最も確実です。
税務署ではeTaxの入力方法についてサポートを受けられる場合があります。

ご回答ありがとうございます。
一つ質問です。
確定申告の修正は、納税を確定申告を通して行なっていなくてもできるのでしょうか?

対象年度は、会社で年末調整をして源泉徴収票をもらっただけで、確定申告等を通して納税はしていません。

本投稿は、2024年12月06日 15時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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