中古マンション取得の仕分けと原価償却について
経理初心者です。
個人で既に開業をしており青色申告しています。中古マンションを購入し移転(転居)する事になりました。これに関わる税務処理についてご教示ください。
※住宅兼事務所で家事鞍部(住宅90%:事業10%)します。
※住宅ローンを組んで購入しています。
①:中古マンション取得に関わる経費計上
諸経費にかかった費用は全て10%分で計上できますか?
諸経費項目:仲介手数料、火災保険料、登記費用、銀行手数料(保証料)、固定資産税、銀行諸費用
②:原価償却について
以下の要件で原価償却が可能か、可能な場合の計算方法を教えてください。
「対象物件」
・築40年(建築/1982年12月)
・鉄筋コンクリート造(新耐震基準マンション)
・建物価格:12,329,736円(税込)
・取得年月:2022年11月
③:①②を処理する際、会計ソフトfreeへの入力・登録方法
※住宅ローン返済の月々返済額のうち、利息のみ10%分を家事鞍部で経費計上しますが認識が間違っていたらご指摘ください。
お手数をおかけしますが宜しくお願いします。
税理士の回答

➀ 仲介手数料・登記費用・銀行手数料・銀行手数料は取得に要する費用なので、取得価額に含めて良いでしょう。火災保険料・固定資産税は所有していれば必要な毎年の経費です。
⓶ 減価償却は建物の取得価額を耐用年数で除した金額を必要経費とします。マンションの価額は建物の価額だけでなく、土地の共有分(敷地権)を併せて売買されます。したがって、取得価額を土地と建物に区分する必要があります。取得価額12,329,736円の根拠を検討し、土地部分は消費税は不課税ですので、消費税額が判明していれば、土地と建物の価額按分は可能だと思います。
③当方、会計ソフトfreeについてはお答えすることはできません。ご容赦願います。
* 年間返済額の利息部分の10%相当を必要経費として計上することになります。
本投稿は、2022年11月29日 14時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。