医療費の確定申告について
医療費の確定申告についてお聞きします。
例年、会社での年末調整などで個人で確定申告はしないのですが、昨年、家族を含めた医療費がかなりの額になり、その場合は還付金を受けられると聞き、医療費のみ確定申告をする予定でした。
国税庁のHPにあるe-Taxの作成画面の手順通りに入力していき、自動作成で「確定申告書B」は作成できたのですが、2か所ほど不明点があります。
【1】
左欄下の「所得から差し引かれる金額」の項目の中で、書面上は⑬社会保険料控除~㉔基礎控除までは未記入にもかかわらず、「⑬から㉔までの計」の金額として¥603835の金額が反映されています。これはなぜでしょうか?
【2】
右欄の「税金の計算」の項目の最上段の「課税される所得金額(⑫-㉙)または第3表」が、書面上ではゼロなのですが、実際の計算では「¥-727780」となります。(⑫644510、㉙1372290でしたので)
結果として、還付金予定額は¥2000と表示されました。
医療費控除が¥768455にもかかわらず、還付金が¥2000ということも普通にあることなのでしょうか?
全く予備知識なく、以上ご回答いただけましたら助かります。
税理士の回答

【1】
㉔の基礎控除は、自動的に入力されます。
通常(所得が2,400万円以下の場合)は48万円。
⑬の社会保険料などは、給与所得の源泉徴収票の入力時に入力されていると思われます。
【2】
課税される所得金額がマイナスの場合には、ゼロと記載されます。
課税される所得金額があるかどうか、プラスかどうかです。
医療費控除は、支払った医療費が戻るという制度ではありません。
支払った所得税の一部又は全部が戻るというものです。
したがって、支払った所得税・源泉された所得税㊽の範囲内になります。
早速のご回答ありがとうございました。大変助かりました。
自動作成上の金額としては特に間違いなかったようで、その意味では安心いたしました。
本投稿は、2021年02月23日 08時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。