個人事業主で確定申告の際の借入金返済分の申告の仕方について
夫ですが、現在個人事業主で白色申告をしています。以前していた事業で経営が苦しくなり、現在報酬を受けている会社に多額の資金援助をしてもらいました。その借金を返済するためにその会社で住宅営業の仕事をし、貸付金として借りた金額を引いた額で月々の報酬として受け取っています。受け取り額は月に20万円弱になり、そこから経費を引いたら10万円程です。月の報酬額は60万円位ですが貸付金として引かれる金額が40万円以上になり、収入としては700万円超えるため税金が高くなり、かなりの負担です。生活もギリギリでくるしいです。返済としてひかれる金額は経費としてあげられますか?何か良い控除対策はありますか?よろしくお願いします。
税理士の回答
こんにちは。
借入金の返済は残念ながら経費とはなりません。
ただし、事業のために借りたお金ですと支払利息は経費計上できると思います。
また、青色申告をされたほうが当然節税効果があります。
特別控除が取れるだけでも大きいですし、貸借対照表まで作れれば最大65万円の控除が受けられます。平成30年分を青色申告にしようとすると平成30年3月15日までに税務署へ届出が必要ですのでご注意ください。
記帳のやり方がわからなければとりあえず税務署へ言ってみるのもいいと思います。
無料の記帳指導もあったりします。
記帳をするための会計ソフトも最近はだいぶん安くてよいものが普及してきました。
税金の面での対応は思いつくところこれくらいですが、返済額を少なくしてもらう等会社へ掛け合ってみてはどうでしょうか。
それが無理なら公的な金融機関に借り換えをするのもひとつの方法です。
商工会議所や税理士に相談されるとよいと思います。
多少なりとも返済のペースが落とせれば手元に残るお金は増えるでしょうから。
以上、よろしくお願いいたします。
御返答ありがとうございます。とりあえず、税務署に行って聞いてみます。
本投稿は、2018年03月13日 15時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。