予定納税について。
2024年度分の確定申告にて所得税が15万を超えてましたが、
実際の支払は定額減税の影響で15万は越えませんでした。
この場合予定納税は発生するのでしょうか。
今現在、予定納税の通知等来てません。
尚、申告はe-taxではなく、手書きとプリントアウトにて郵送による申告でございます。
税理士の回答

竹中公剛
来ていなければ、ないと考えてください。
一度徴収係に聞いてみてください。
【結論】
予定納税の通知が届いていない場合、予定納税は発生していません。今回のケースでは、定額減税が適用された結果、予定納税基準額が15万円未満となり、通知が送られなかった可能性が高いです。
【詳細】
(1)予定納税の仕組み
前年の確定申告に基づき「予定納税基準額」が15万円以上の場合に予定納税が発生します。原則として、その3分の1を7月と11月に納めます。
(2)定額減税の影響
令和6年分の所得税では定額減税が導入され、この控除は予定納税額の計算にも反映されます。そのため、本来15万円以上の税額があっても、控除後に15万円未満となると予定納税は不要となり、通知も届きません。
(3)今回のケース
ご質問の状況では、2024年度の確定申告で所得税が15万円を超えていても、定額減税の適用後に15万円を下回ったため、予定納税が発生していないと考えられます。申告方法(郵送など)は予定納税の有無に影響しません。
【まとめ】
(1)予定納税は基準額15万円以上で発生
(2)定額減税で15万円未満になれば不要
(3)通知がなければ今年は予定納税なし
通知が届いていないのであれば、予定納税は不要と考えて差し支えありません。もっとも、不安が残る場合は税務署に確認してみると安心できると思います。
本投稿は、2025年07月25日 14時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。