税理士ドットコム - 母名義の土地・建物を相続し売却した場合の確定申告 - (詳細は分かりかねますので、簡潔に回答させてい...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 母名義の土地・建物を相続し売却した場合の確定申告

母名義の土地・建物を相続し売却した場合の確定申告

2月に母が亡くなり、父が母名義だった土地と建物を相続しました。
もともとセカンドハウスとしていた土地と建物で、10年位前に購入した物件ですが、母が亡くなったことでセカンドハウスに行くことが難しくなってきたため、今回売却をすることになりました。
当時650万円で購入しましたが、今回750万円で売却できそうです。
建物の減価償却や、不動産仲介手数料などを考えても、100万円くらい譲渡益が出そうです。
屋根の改修なども行っていますが、当時の領収書はどこにあるかわからないそうです。

この場合、確定申告で税金の納付が必要となると思いますが、どのような書類を用意しておく必要がありますか?
何か控除できるものとかあるのでしょうか?

税理士の回答

(詳細は分かりかねますので、簡潔に回答させていただきます。ご了承願います。)
主に下記書類が必要となるものと思われます。
・譲渡時の売買契約書
・譲渡代金の受領日が分かるもの(通帳等)
・印紙の領収書
・仲介手数料の領収書
・測量等の領収書
・登記費用の領収書
・取壊しがある場合には取壊し費用の領収書
・購入時の売買契約書 等
なお、取引の詳細を分かりかねるため一概には何とも言えませんが、控除に関する特例等の適用は難しいものと思われます。
ご参考願います。
以上、宜しくお願い致します。

次の書類等が必要になります。
1 購入時の書類(必要経費の計算に必要になります。)
 ① 売買契約書(購入価額のわかるものということです。購入代金の領収書でも可能です。)
 ② 仲介手数料の領収書(領収書がない場合は振込書など金額のわかるもの)
 ③ 登記費用の領収書(同上)
 ④ 不動産取得税の納税領収書(同上)
 ⑥ その他取得に要したものの領収書(内容を見て経費となるかが判断されます。)
2 売却時の書類(収入や経費の計算に必要になります。)
 ① 売買契約書
 ② 売却代金を受け取った日がわかるもの(入金通帳や領収書控えなど)
 ③ 仲介手数料の領収書
 ④ 売却に際して土地の測量をしている場合にはその領収書
 ⑤ 売却に際して建物が取り壊されている場合にはその領収書
 ⑥ その他売却に要した費用の領収書(内容をみて経費となるかが判断されます。)
3 その他
 ① お父さんがお母さんから土地建物を相続した際に相続税が課税されている場合で、相続開始の日から3年10か月経過するまでに売却されたときに、その相続税の一部を譲渡所得を計算する際の経費にすることができる特例があります。その特例を適用するには相続税の申告書の写しが必要です。
 ② 屋根の改修費用については、資本的支出とされるものであれば一定の計算により経費とすることができますが、領収書のあることが必要です。
以上、概要を記載しましたが、税務署での確定申告に当たっては関係書類を持参して相談されるのがよいでしょう。

 

本投稿は、2018年11月13日 15時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,140
直近30日 相談数
664
直近30日 税理士回答数
1,226