税理士ドットコム - 給与所得と事業所得どちらもある場合の確定申告方法と、かかる税額について - まず、相談者様のクラウドソーシングの収入は事業...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 給与所得と事業所得どちらもある場合の確定申告方法と、かかる税額について

給与所得と事業所得どちらもある場合の確定申告方法と、かかる税額について

21歳大学生で、現在父の扶養に入っています。確定申告のやり方とかかる税額について知りたいです。

今年2月からクラウドソーシングを始めて、今年は55万円程度の収入が予想されます。源泉徴収はされていません(1件のみされたものがありますが、徴収額は100円くらいでした)。
その他に短期のバイトと派遣のバイトをやっていて、それぞれ源泉徴収されています。
経費として計上できるものはWi-Fi料金くらいしかないので、クラウドソーシングの純利益は48万円程度になると思います。
そこで質問なのですが、
・給与所得と事業所得(?)のどちらもある場合はどのように確定申告を行えばいいのでしょうか。
・総所得はおそらく80万円くらいだと思いますが、どのくらいの税金を払うのでしょうか。
・今から確定申告のためにできることや準備しておけるものはありますか。
・Wi-Fiの値段はインターネット上でしか確認できないようなのですが、web明細のコピーでも証拠になるのでしょうか。

以上です。よろしくお願いいたします。

税理士の回答

まず、相談者様のクラウドソーシングの収入は事業所得ではなく雑所得になると思われます。
そして、給与所得と雑所得がある場合には、別々に所得の計算を行って確定申告を行います。
○給与所得の金額=給与収入-給与所得控除額
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1400.htm
○雑所得の金額=収入金額-必要経費
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm

給与所得に関しては最低でも65万円の給与所得控除額があるため、年間の収入金額が65万円以下の給与であれば課税される金額は発生しません。
課税される「総所得金額」が80万円ある場合には、所得控除(社会保険料控除(国民年金の額)、基礎控除(38万円)など)を差し引いた金額に対して、所得税と復興税が5.105%、住民税が10%課されます。

今から準備するものとしては、クラウドソーシングに関する必要経費の明細の保存になります。

Webの明細のコピーでも証拠資料にはなりますので、保存しておかれると良いと考えます。

本投稿は、2019年04月11日 13時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,182
直近30日 相談数
656
直近30日 税理士回答数
1,216