個人事業税と予定納税について
白色申告の一人親方です。
昨年仕事が多かったので、今年初めて「個人事業税」「予定納税」というものが発生して困っております。
というのは、今年は仕事が少なく、9月現在で売上が200万円しかありません。
実際には経費や保険料を支払っていますので、正直赤字です。
どうにか借り入れでしのごうと思っていますが、借金そのものは経費にできない(金利は計上してよい)んですよね?
確定申告の時、個人事業税は経費のうち「租税公課」、予定納税は「(46)所得税および復興特別所得税の予定納税額」の欄に記載すればよいのですか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

瀬川浩二
ご質問有難うございます。
おっしゃる通り、借入金返済のうち元金分は必要経費に該当しません。
個人事業税は、全額『租税公課』として必要経費に算入できます。
予定納税の金額もそのようにご記入下さい。
なお、借入金利息ですが全額事業用の借入金であれば利息の全額を必要経費に算入できますが、一部生活資金が含まれている場合は按分割合で計算する必要がございますので、ご留意ください。
【例】借入金1,000万円(うち、事業用資金50%) 利息10万円
(支払利息) 50,000 (現預金) 100,000
(事業主貸) 50,000
以上、ご参考下さい。
さっそくご回答をお寄せいただきまして、ありがとうございました。
生活費は妻から借りるので、借入金は全額事業資金ですが、そんな大きな金額ではなく(20~30万)、また、生命保険の契約者貸付(年利3.75%)を使うつもりです。
この場合も、金利は経費にできるでしょうか?
恐らく、月1万円くらいずつの返済になると思います。

瀬川浩二
ご質問有難うございます。
はい、そのように明確に分けておられるのであれば全額経費処理されて
問題ないと思います。
以上、ご参考下さい。
再びありがとうございました。疑問が解決してスッキリしました。

瀬川浩二
こちらこそ有り難うございました!
本投稿は、2019年09月09日 15時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。