事業の追加
現在、農業を営んでおります(個人事業主)。
他事業として、八百屋事業(野菜を仕入れて売る)、山菜事業(許可を受けた山で山菜を採り、売る)などを始めようと考えてます。経理は部門を新たに2つ作って確定申告する(八百屋事業売上、山菜事業売上)という形でよろしいのでしょうか?
また細かい話ですが、もし同じ卸先から、それぞれで発注を受けたとき、請求書はどのようにまとめたらよろしいでしょうか。
税理士の回答
農業、八百屋、山菜事業を合算して事業所得とするか、一部事業の金額が過少であれば雑所得とするかになると思いますが、いずれにしても確定申告はひとつであって、一個人が所得税について複数の確定申告を提出することはできません。消費税も同様です。
それぞれを経理上分けるのは部門別の損益状況を把握するなど、管理上の問題となります。
同じ卸先への請求書は特に法令などで決められている訳ではありませんので、八百屋分〇〇円などと内訳を記載して1枚で発行しても、相手方の了解を得られれば問題ないと思います。
大変ありがとうございます。参考になりました。
追加の質問で申し訳ございませんが、現状行っている個人事業を(農業)に新しく事業の追加のため(八百屋業等)、
合算して事業所得にする場合、どこかに(税務署や役所に)届け出する必要はあるのでしょうか??
税務署への届け出は特に必要ありませんが、現在の住所地と別の市区町村で八百屋を営む場合は、その市区町村に開業届を新たに提出します。
都道府県が異なる場合はその都道府県への提出も必要となります。
税務署は国の機関ですので全国単位、自治体はそれぞれに事業税や固定資産税などを課税しますので自治体毎に、という形でお考えいただければと思います。
本投稿は、2019年11月08日 12時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。