友人の部屋を仕事場として借りた場合
フリーでライターやデザインの仕事をしています。
今までご厚意で知り合いのデザイン事務所に無料でデスクをおいてもらってましたが、そのデザイン事務所が閉鎖。
困っているとき、会社員の友人が、自分の賃貸マンションの部屋を、自分が仕事に行っている間だけなら、という条件で貸してくれることになりました。
お金はいらないと言われたのですが、さすがに申し訳ないので、毎月1万5千円を部屋代として渡していました。
友人の家賃は、確か8万ちょいだったと思います。
それで質問なのですが、今年の確定申告で私はこの1万5千円×12カ月の18万を経費に入れたいのですが、全額入れて大丈夫でしょうか?
それから、友人は何か申告しないといけないのでしょうか?
お互い何も考えずに貸し借りをしたために、今になって友人迷惑をかけたのでは…と思っています。
また、私に税務調査が入ったときなど、友人にまで税務署が行くのでしょうか?
税理士の回答

ご友人の部屋を、ご相談者様の「仕事場」として借りて、その賃料を支払っているということであれば、その賃料の全額を必要経費にしても問題ありません。
また、ご友人にとってはその賃料(月額15000円)が収入となりますが、その収入を得るために大家さんへ家賃の支払いがありますので、結果的に利益は生じていないと考えられます。
従って、ご友人はその賃料について申告する必要はないと考えます。
なお、後日の税務調査等に備えて、契約書等でその内容を明確にしておかれた方が宜しいと思います。
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年02月16日 09時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。