居住用建物3000万の控除を受ける要件
所有しているアパートを5月に売却予定です。今まで、8室を賃貸し、2室家族で暮らしていました。その場合、売買価格から諸費用を引いて得た利益の20%を居住用建物3000万控除を利用することはできますか?要件が色々あるみたいで、該当するのかわかりません。判断基準を教えていただきたく、質問しました。ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答

床面積で按分しますが、間取りが全く同じだとすると、ご質問のように20%ということになります。
計算は、売却価格から、取得費(原価)と譲渡費用(経費)を差し引いて計算します。

捕捉します。
3,000万円控除の要件(概要)。
①所有者の居住用で、住んでいる家屋とその敷地
引っ越した場合には、住まなくなってから3年目の年末までに売却すること
②家屋を取壊した場合
取壊しから1年以内の売買契約で、跡地(敷地)を貸したりしていないこと、かつ、住まなくなってから3年目の年末までの売却
③前年、前前年に居住用の特例を受けていないこと(3年に1回)
④買主が他人であること
正確には、親族でもよい場合があります。
子供や孫、父母、祖父母、同族会社への売却はだめです。
⑤売却の翌年に確定申告すること
本投稿は、2021年03月10日 21時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。