休眠と決算・確定申告について
①2021年4月に会社を設立
②同月中に、口座(資本金分)を空にするために、財務大臣に指定されている寄付先に口座内にある全額を寄付
③同月中に休眠会社にするために、「休業中である旨の届出」を提出予定
※決算期は4月1日~翌年3月31日です
※営業活動は行っておらず、利益も0です
現在、②まで終わらせている状態です。
この場合、2021年度の決算と確定申告書を提出する場合、以下の記入方法で良いのでしょうか?
・②に関するお金に関する動きのみを決算に記載して「決算書」を提出。
・法人税額は発生しないため、会社情報以外は何も書かずに「確定申告書」を提出
(確定申告書について)
休眠会社としている年度は、空いているスペースに「休業中」と書くだけで良いという情報を目にしたのですが、今回の場合は会社設立月のみ休眠状態ではないため(営業活動も行っておらず、利益も無しではあるが)、「休業中」と書く代わりに、空いているスペースに何も書かないという流れで良いのかと思った次第です。
税理士の回答

土師弘之
確定申告書には決算書類(貸借対照表・損益計算書など)を添付する必要がありますので、取引が②だけであっても、貸借対照表・損益計算書は必要です。
ただ、資産も負債も何もないというのであれば、「空いているスペースに「休業中」と書くだけで良い」かもしれませんが、会社には資本金という科目がある以上、貸借対照表の全てが0円ということはありえません。したがって、損益計算書が0円でも貸借対照表(資産負債情報)だけは添付する必要があるということになります。
本投稿は、2021年04月15日 03時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。