母の扶養控除と介護医療保険控除について
確定申告で扶養控除について教えてください。
実母に仕送りをしているのですが、現在年金とは別で年間120万ほどの家賃収入があるようです。その場合はやはり扶養控除から外れてしまいますか。
また母が加入してる民間の生命保険(新保険料だと介護医療保険料に該当する)も負担しているのですが、扶養控除から外れても介護医療保険料控除は私の分として合算して計上して大丈夫でしょうか。
税理士の回答

お母様の不動産所得(家賃収入から必要経費を差し引いた金額)が38万円を超える場合には、扶養控除から外れてしまいます。家賃収入だけでは判断できませんので、賃貸物件に係る諸経費を集計して、経費控除後の金額が38万円を超えるかどうかをご確認ください。
生命保険料控除は、「生命保険料や介護医療保険料等を支払った場合」に控除することができる規定ですので、相談者様が実際にお支払いになっているものに関しては扶養の適否に関わらず控除の対象になると考えます。
宜しくお願いします。
回答ありがとうございます。
確認したところ毎月3万ほどの管理費等の費用があるようです。差し引いても38万超えてるので、扶養控除はやはり無理ですかね?

ご連絡ありがとうございます。
不動産所得の必要経費には、管理費の他に次のものが考えられます。
① 貸家の土地・建物の固定資産税、都市計画税
② 貸家の損害保険料
③ 貸家の建物の減価償却費
建物の減価償却費は、建物の取得年月・取得価額・構造(木造か鉄骨か)等から、一年当たりの償却費の額を計算します。
管理費と上記の諸費用の合計額を差し引いて、38万円を超えるかどうかになります。
宜しくお願いします。
本投稿は、2017年02月23日 16時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。