法人税確定申告書「別表4及び別表5」の作成について
税理士等の顧問をお願いしていない会社で経理をしている者です。
法人税申告書等もPCソフトにて作成、申告をしていますが、別表4と別表5の当たりが良く理解できていないため、法人税申告書のしくみとポイントが掲載された本を購入し、あらためて税金の仕組みを勉強しようとしていたところ、別表4と別表5のつながりについて、下記の記載がありました。
『別表4の留保欄の「所得金額又は欠損金額」の金額と別表5の1の当期の増減欄合計(増欄の未納法人税等の中間、確定を除く)の金額は一致する。』
上記の文言を弊社の確定申告書で検算してみると金額が一致しませんでした。
数年前には会計事務所に顧問をお願いしており、その時に作成して頂いた申告書と同じように作成していますが、金額が一致しません。
過去にさかのぼって会計事務所が作成した申告書も確認しましたが、こちらも金額が一致しておりませんでした。
一致していない金額はすべて普通預金利息の地方税分なのですが、本の記載の通り金額が一致しなくても問題ないのでしょうか?
長文になり、申し訳ございません。頼るところもなく一人で悩んでおります。ぜひともご教授頂けるようお願い致します。
ちなみに、弊社は創業時から欠損金が発生し、現在も繰越欠損金があります。税金は均等割のみ納付しており、利息の税金分は国税および地方税とも還付を受ける形をとっております。
以上、よろしくお願い致します。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
平成28年1月1日以降、預金利息の利子割は廃止されておりますので、利子割が生じているというのであれば、確認が必要と思われます。
別表4と5の整合性については、会計処理とも合わせて検討する必要がありますので、こちらでの回答は困難です。
現在の状況でも、税額にはあまり影響がないと思われますが、可能であれば、あらかじめ予算を提示して、税理士に書類チェックを依頼されてはいかがでしょうか。
以上よろしくお願い致します。
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未さま
回答の方、ありがとうございました。
会計処理方法によってもいろいろあるのですね。
平成29年3月31日締での決算で再度、確認等してみます。
ありがとうございました。
本投稿は、2017年03月22日 14時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。