コーヒー自家焙煎の確定申告(自家消費等)について
こんにちは。最近自家焙煎でのコーヒー販売を始めました。
他の副業もあり、利益が20万円は超えるので確定申告をしなければならないのですが、悩んでおります。
①生豆を焙煎すると2割程度重量が減ることと、ハンドピック(不良豆を取り除く)もする為、棚卸時に販売グラム数と仕入れグラム数が合わない点。
②自家消費時に、仕入れもしくは定価の70%で売り上げの計上をする際、グラム数は焙煎後の重量で計算して金額を計上してもいいのか(①と同じく、棚卸時の齟齬が心配)
③コーヒー生豆は仕入れた時点ですべて経費計上していいのか(販売毎に販売グラム数を経費計上?)
事業所得ではなく、雑所得でしばらくやっていくつもりなのですが、
上記内容が分からず、ご教示くださいますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
回答します。
①焙煎したものは、焙煎前の生豆の重量を参考に棚卸すべきです。
②自家消費はあくまでも売上の70%、即ち消費した時に計上してください。
③仕入れた時点で全て仕入に算入します。年末棚卸で残った商品は、計算上、本年の仕入から外れ、来年の仕入に計上される仕組みになります。それが棚卸の意味です。
ご回答ありがとうございます。
重ねての質問で申し訳ございません。
自家消費の場合、例えば100g 600円が販売価格の時、生豆を130g使用するとして、
①130g 780円(600×1.3)の70% =546円
②100g 600円の70%=420円
どちらで売上計上すればよろしいでしょうか?
実態としてお客様に販売する際は100gでの金額しか頂いていないです。
また、ネット販売の為、販売価格には送料、販売手数料が定価から含まれているのですが、それらは控除した生豆の原価ベースで計算して良いものという理解ですがお間違いないでしょうか。
お客に販売する価格です。
また書きは、棚卸のことですか。棚卸しは原価ベース、即ち仕入価格で行います。
度々ありがとうございます。
また書きも自家消費についてです。
販売価格という事ですので、自家消費については焙煎・ハンドピック前数量 にて、130g 600円として計上する形になると理解いたしました。
別の質問ですが、ハンドピックを厳選し、使用する生豆を増やすことで利益を圧縮し税を少なくすることも可能かと思いますが、この点で税務署からご指摘を頂くようなことは有り得ますでしょうか。
130g 600円×70%=420円の誤りでした。
その点は問題ありません。あなたの事業上の考え方であり、そこから発生する収入をキチンと申告さえすれば大丈夫です。
ありがとうございました。大変参考になりました。
本投稿は、2022年07月29日 18時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。