新築建築のための贈与税の確定申告について注意すること
現在マンションに居住中で夫名義の住宅ローンの残債が3900万ほどあります。
戸建ての新居(省エネ住宅)を建築中で2022年内に妻の父親から1100万円の贈与を受け、建築会社に中間金として2022年中に妻から1100万円を支払い済みです。
2022年中に土地分の住宅ローン(夫名義)が開始されているので現在はマンション分と土地分の住宅ローン3600万分両方を払っています。
住居は新築で2023年3月末ごろに完成予定で、マンションの住宅ローン完済と同時に新居の建物分1500万分の住宅ローン(夫名義)が実行されます。
そこで教えていただきたいのですが、2023年2月〜3月の確定申告で妻は贈与税の確定申告が必要でしょうか。
まだ現時点で家が完成しておらず入居は3月中を目指しており、建物の省エネを証明する資料の入手も難しいかと思います。
贈与の確定申告は2024年の2月〜3月の申告が正しいのでしょうか。
また、夫の方は何か確定申告が必要な内容はございませんでしょうか。
税理士の回答
2月1日から3月15日までの間に、奥様の名前で贈与税の申告が必要です。
3月15日の申告期限を過ぎると、住宅取得等資金の贈与の非課税の特例が受けられなくなります。
申告は今月から来月の15日までで、来年ではありません。
3月15日までに完成しないようであれば、建築会社から3月15日現在棟上げまで工事が進行していることを証明してもらい申告書に添付します。その証明書には、完成予定日も記入してもらいます。
また、完成後遅滞なく居住して、登記事項証明書と省エネ住宅の証明書を速やかに提出することを確約する書面も申告書に添付します。
この確約書は、申告者である奥様の確約になります。
なお、奥様が非課税の特例に該当するためには、1,100万円分の家屋に対する登記の持分が必要です。
早々にご教示くださり有り難うございました。
ご回答がなければ申告せず非課税の特例を受けることが出来ないところでした。添付の必要な書類などもお示しいただき大変助かりました。
取り急ぎ御礼申し上げます。
本投稿は、2023年02月02日 20時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。