妹名義の賃貸住宅一戸を兄弟に譲渡する場合の節税方法を伺います。
妹名義の賃貸住宅を兄に譲りたいと申しましす。
築15年で評価格は土地約500万建物約400万です。
この物件を兄である私に安価で譲りたいといいますが、この場合の譲渡手続き方法と
節税できる対策をお教え下さい。
税理士の回答

親族間で不動産を売買する際に注意しなければならない点は、「適正な時価」で売買しなければならいことにあります。
兄妹の関係だからということで、時価よりも低い価額で売買をしてしまいますと、時価と売買価額との差額が、売主から買主に贈与されたものとみなされ、買主側に贈与税の問題が生じて参ります。
譲渡の手続きとしまして、①適正時価を算定、②売買契約書を作成、③売買代金を決済、④所有権移転登記、という流れになります。
節税策に関しましては、譲渡益がどれだけ生じるかを確認しませんと正しい対策ができませんので、現在の賃貸住宅の取得時の資料を揃えて専門家に一度ご相談されることをお勧めいたします。
宜しくお願いします。
本投稿は、2016年04月04日 12時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。