夫婦間の資金移動(口座間)と保険加入について
今年3月に定年退職しました。これまで、高利率の社内預金制度があり、私(夫)名義で、元々妻の所持金や子供の諸々の祝い金や積立金などもすべて一緒に預け入れていました。全体約1500万円のうち、妻分が1000万円です。
退職を機に解約となり、預金全額が私名義の口座に振込まれています。
昨今、有利な運用先が見つからないため、銀行の勧めで、妻分は妻名義で介護年金保険(5年以降は解約可能)に加入することとしました。
銀行窓口で手続きの際、私(夫)名義の口座から1000万円引出して、妻名義の口座に入金し、そこから保険金1000万円を払込むことになっていました。
申込み当日、手続き途中で銀行担当者から、この手続きを同日で行うと、最悪の場合夫から妻への贈与と看做されて課税される可能性があるとの懸念が示され、一旦中止して、少し勉強したほうが との話になり持ち帰っているところです。
以前の打ち合わせの時には、別の担当者でしたが、この件に関しては、妻の持ち分であるとの説明が(預金履歴など、ある程度のエビデンスは必要であるが)できれば問題ないとのことで、申込みに臨んだのですが、心配になり中断しました。
こうしたケースで夫婦間でも贈与と看做されることになるのか、また、これを回避するにはどのような方法があるのかご教示ください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
相談者様 税理士の天尾です。
ご質問の内容ですと
仮に税務署が奥様の分でないと言ってきたときに
どれだけのエビデンスがあるかによると思います。
ですので
通帳履歴でこれとこれとこれと
と解るようにしておく方法が良いと思います。
早速のご回答ありがとうございました。
2点お尋ねさせてください。
まず、私のようなケースで、仮定として贈与と看做された場合と質問させていただきましたが、贈与と看做される可能性は高いのでしょうか?
また、税務署から指摘された場合、どの程度のエビデンスを求められるのかということが心配です。
預金履歴などの客観性のある書面により、預金額を完全にトレースすることは難しく、断片的な預金履歴と当時の本人による備忘メモがせいぜいといった状態です。
リスクがあるようでしたら、今回の保険加入は断念しようと思っており、レベル感を教えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年08月28日 12時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。