住宅購入時の贈与税の特例と土地・家屋の持分について
住宅購入に伴う贈与税非課税の特例について質問させてください。
私と妻とで、土地購入および家屋の新築を行いました。
その際の費用として、私の実父から500万円、妻の実母から1000万+110万円の資金援助を受けました。
妻は専業主婦で収入がなく、購入時のローンはすべて私が返済する予定になっています。また土地購入費用は2300万円程度でした。そこで、土地の持分を1/2ずつとし、家屋は全て私の持分として登記しました。
住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税の特例を受けようとしたところ、家屋に妻の持分がないので、特例は受けられない、と税務署職員から言われました。この場合、登記を修正して少しでもよいので妻の持分を家屋に設定するように指導を受けました。
しかし、抵当権を設定している銀行の許可を得る必要があるとのことで、銀行に尋ねたり、登記費用がかかったりと、いろいろ大変そうです。
他になにか方法はないのでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

こんにちは、回答申し上げます。住宅取得資金の非課税制度を受けるには持ち分がないとおっしゃるとおり不可能です。上記の方法以外でしたら、奥様の親に他に相続財産がない状況でしたら相続時精算課税制度であれば贈与税は非課税となります。しかし、相続時に問題はございます。その点を踏まえ検討いただければと存じます。以上、宜しくお願い申し上げます。
本投稿は、2015年02月22日 16時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。