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家族間の不動産名義の変更について

 現在夫婦でペンションを経営しております。
 20年近く前、自宅付きペンションを中古を購入する際、資金が貯金だけでは足りないため、妻の母親が足りない分を工面してくれました。当時はただ贈与税が掛からないようにと、出資割合で名義を分け、母60:妻40という割合で登録しました。
 その母親も80歳を超え、今のうちに名義を妻に移したいのですが、売買がいいのか、贈与(相続時精算制度?)がよいのか、どのようにするのが一番良いのかわかりません。
 ちなみに妻には兄が一人。その兄の家族と母親が一緒に暮らしています。父親は10年ほど前に亡くなっていますが、父親の財産は特に妻には分与されていません。そんなこともあり、せめて今の物件だけは妻に残したいと考えているようです。
 物件は当時2千万円弱と、中古とはいえペンションにしては破格で購入しましたが、10年くらい前より外国人の不動産投資が活発になり、相場は徐々に上がってきております。当時とは環境も変わってきているため、将来的には売却も考えています。
 このような状況ですが、アドバイスをお願いします。

税理士の回答

贈与にして、相続時精算課税制度を受けられるのがよろしいと考えます。
60歳以上の親から、20歳以上の実の子供に対する贈与であれば、2,500万円まで贈与税がかかりません。
相続時の相続税を考慮したうえでの判断になります。

お母様に万が一の際には、奥様を含めて子供さんが2人。
この場合、相続税は今回の贈与金額を含めて、4,200万円までかかりません。
お母様の財産が、いくらくらいあるのかによります。

ありがとうございます。やはり相続時精算課税制度の利用がいいですかね。その方向で考えてみます。

本投稿は、2019年05月15日 09時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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