会社員で不動産管理会社を設立するのは現実的に可能か?
父が貸家を持っており、息子である私にやると言っています。
ただ、私は財産を持ちたくありません。私は既婚者です。
そこで、会社を設立し、会社の資産として持つことを考えているのですが疑問だらけです。
1.私は会社員で給与を頂いています。貸家も少なく、本業に支障はありません。この場合家賃収入は会社の利益となり、給与という形で私は収入を得ると思うのですが、会社にバレるのでしょうか?
2.私の配偶者を従業員として、配偶者に年間103万以下で給与を渡して、私は給与を少なくするということは可能ですか?
3.会社を設立した場合、保険はどうなるのでしょうか?現在は今務めている社会保険に加入しております。
以上、変な質問かと思うのですが返答の程宜しくお願いします。
また、アドバスなどがあれば教えて頂けたら嬉しいです。
税理士の回答

まず、貸家(不動産)を会社の資産にする場合には、会社がお父様から時価で買い取る必要がありますが、その資金調達は可能なのでしょうか。
対価の授受なしに不動産の名義を会社に変えますと、会社には不動産の時価相当額の受贈益が生じ法人税等が課税されます。一方でお父様に対しても、会社に不動産を時価で譲渡したものとみなされて所得税等が課税されます。
安易に会社の資産にすることは税の問題に繋がりますのでご注意ください。
これらのことを踏まえて、不動産の税務に詳しい専門家に相談しながら計画的に進めた方が宜しいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
返答ありがとうございます。
「会社がお父様から時価で買い取る必要があります」を全く頭にありませんでした。
そうそう簡単なことではないのですね。ありがとうございました。
不動産の税務に詳しい専門家に相談しようと思います。
本投稿は、2017年07月24日 12時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。