税務署による個人口座の把握可否について
SNSで「マイナンバーと個人口座を1つでも紐付けすると、税務署は全国銀行協会を通じて個人の全口座を把握できるようになる」という情報を見かけました。
しかし、情報のソースを見つけることが出来ず、情報の信憑性についてわかる方がいらっしゃいますでしょうか?
それとも、口座管理法の施行有無に関わらず税務署は、個人の全口座情報を把握できているものなのでしょうか?
可能であれば、その場合どのようにして把握できているのかも興味があります。
税理士の回答

納冨文隆
国税総合管理システム(通称 KSK)に収集資料を 入力し 蓄積しています。また、大口資産者リストも 作っていますので、完ぺきではないのでしょうが 大口資産者リストに 掲載されている方について 相続が開始された場合、相続税の申告内容と 大口資産の内容を 照合する作業を やっているのが 実情です。その相違点が大きい事案を 実地調査に選定しているのが実情です。税務署から金融機関の事務センターに取引照会すると 10日程で 回答が 届いているようです。
本投稿は、2024年06月13日 10時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。