投資損失がでた場合の確定申告(贈与と疑われますか?)
個人事業主です。
毎年、本業では数百万単位の決算で、今期も赤字となっています。
今期、本業とは別の先物投資で、大きな損失が出てしまいました。
以前から自ら貯金していたお金で少しずつ投資していましたが、相場の急変で数年分のものを決済し、一千万近い損失です。
確定申告書に損失繰越の為、記載しようと考えていましたが、今年の損失金額だけが一ケタ大きく、本業の所得状況(赤字)も加味すると不自然に思え、この投資資金の原資を高齢の親からの贈与などと疑われて、贈与税など課税されそうで心配です。(また、親に伝わりいらぬ心配をかけたくありません。)
そこで、繰越することを諦めて以下を考えています。
1、本年の損失分は確定申告書に書かない
2、損失分を記載するが、損失金額を少なく書く
損失なので確定申告義務はないと思います。
できたら少しは繰越したいので2がいいのですが、これらの方法は問題ないでしょうか?(取引業者からの支払調書で税務署は知りえるので逆に疑われますか)
また贈与の実態がなくても、こういった場合贈与を疑われ課税される可能性はあると、思いますでしょうか?(そうに違いないと言われたら、証拠がないので証明できません。)
税理士の回答

川村真吾
できたら少しは繰越したいという恣意的な方法は問題あります。損失の金額でなくタネ銭の金額について贈与を疑われ課税される可能性はあると、思います。
本投稿は、2025年02月20日 21時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。