相続した資金で住宅ローン一括返済
相続したお金で自分名義の住宅ローン(1600万)を一括返済した場合、税務調査の対象になりますか?
妻は連帯債務ではなく連帯保証人です。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

古賀修二
相続したお金で自分名義の住宅ローン(1600万)を一括返済した場合、税務調査の対象になりますか?
妻は連帯債務ではなく連帯保証人です。
よろしくお願い致します。
正当に相続した資金であれば問題ありません。
相続資金の使用は自由です。

三嶋政美
相続財産を用いて自己名義の住宅ローンを一括返済すること自体は、贈与や不当な所得移転に当たらず、通常は課税上の問題を生じません。したがって、それだけを理由に直ちに税務調査の対象となることは考えにくいでしょう。ただし、調査は「使途」そのものよりも、相続財産の計上漏れや名義預金の有無といった点に注目して行われる傾向があります。妻が連帯保証人である場合でも、実質的負担をしていなければ贈与関係は生じません。むしろ、相続資金の流れを示す通帳・契約書類などの証憑を整理し、返済資金が相続によるものであることを明確に説明できるようにしておくことが、調査リスクを低減する現実的な備えとなります。
本投稿は、2025年09月03日 07時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。